VE提案事例
ある部品の樹脂化に伴い、なんらかのVE提案をいただけないか。というご相談をいただきました。
お客様と綿密なお打合せとヒアリングを重ねる事で、その部品は樹脂化する事で一体化されるため、弊社でめっきと塗装もの両方を行うことで、コストダウンが測れる可能性が見いだせました。
めっきと塗装の双方をワンストップで行えることで、お客様の手間(=コスト)を減らし、品質保証の一元化にも貢献できました。
素材提案事例
【環境負荷軽減】
二酸化炭素の排出量を削減するためガソリン車から電気自動車への切り替えが進んでいる中、大型金属製品の軽量化のためにプラスチックめっきに変更したいという方針になったお客様。 当初、樹脂成型だけで、電磁波シールドができるとお考えでしたが、それでは不十分だった為、電磁波シールドめっきをすることで、電磁波の干渉を抑えることの他に、十分な放熱性と剛性を確保できるご提案をいたしました。 まためっき用の樹脂グレードをご提案し、通常はめっきをするのが難しい樹脂でしたが、弊社の技術で可能にしたことで、電子機器の性能向上に役立ちました。
素材&VE提案事例
自動車軽量化のために、今まで使っていた金属部品の見直しを行い、いくつかの部品をプラスチックに置き換える方針となったというご相談をいただきました。 部品、部品で必要な剛性、電磁波シールド性に合わせためっきをご提案するとともに、多彩な色、色調、塗装との組み合わせによりめっきで、モデル・グレード感を変えることができるというご提案をいたしました。
素材&VE提案事例
テールランプ部分に金めっきをご希望のお客様よりご相談をいただきました。 理想の意匠的な仕上がりを実現するための金めっき選択だとお伺いしたので、コストも高く、耐久性が弱い金めっきより、理想の意匠を実現しつつ表面硬度や耐食性が飛躍的に向上し、なおかつコスト削減に通じるイオンプレーティングをお薦めいたしました。
試作制作を行い、イオンプレーティングの金(IAU)の仕上がりにもご納得いただけたので、金めっきからIAUへの仕様変更となりました。
素材提案事例
自動車メーカーのお客様より部品の軽量化とコストダウンを目的とした樹脂化に伴うご相談を受けました。
エンジン部品であったため、使用温度、電磁波シールド性、剛性など様々な必要条件をお伺いし、スーパーエンプラへのめっきをご提案。
量産を見据えた試作対応をさせていただき、ご納得いただいた上で、スムーズな量産体制を組ませていただきました。
素材提案事例
【環境負荷軽減】
海外で生産する飛行機のクロームパーツに対するご相談がありました。 軽量化のためプラスチックへのクロームめっきをお考えでしたが、従来の六価クロムの使用については、ヨーロッパを中心に規制の波が広がり始めており、さらには、カリフォルニア大気資源局は、装飾的六価クロムの使用を2027までに撤廃する決定を下しました。
そのため、当社で開発してきているクロム酸フリーめっき工法を使用して、お求めの機能性と装飾性に加え、環境負担軽減、将来の法令や規格に準拠するものをご提案しました。