PCのめっきで製品の軽量化や製造コストの低減を実現!加工は当社にご相談ください

PC 加工事例 表面処理

PCへのめっきは塚田理研にご相談ください

PCへのめっき加工に、塚田理研は対応しております。

PC(ポリカーボネート)はエンジニアリングプラスチック(以下エンプラ)の1種で、自動車や光ディスク、電子部品など様々な分野や製品で使われている素材です。

PCをはじめ、エンプラは難めっき材(※)であり、通常のめっきプロセスでは加工が難しいため、メーカーによっては対応できないところもあります。
(※通常のプロセスでめっきがつけにくい素材のこと)

PC 表面処理 加工品 イメージ

当社、塚田理研はPCへのめっきに対応しております。プラスチック専門のめっきメーカーなので、PCをはじめとした様々な難めっき材への加工のノウハウを有しており、量産実績もあります。

めっきはプラスチックに機能性や美観の付与が可能となります。金属製の部品をプラスチックに置き換えることで製品の軽量化も実現できることから、プラスチックめっきは幅広い分野で注目されています。

当社は射出成形からめっき、塗装、組立まで丸ごとお任せいただける一貫生産のほか、「TPマスク工法(部分めっき)」など独自の技術もありますので、お客様の幅広いご要望にお応えすることが可能です。

PCへのめっきでご要望や課題がありましたら、お気軽に塚田理研までご相談ください。

加工事例

PCへのめっきの加工事例についてご紹介します。

●消防車のパネルカバー

PC 加工事例 消防自動車 パネルカバー

PC 表面処理 加工事例 消防車 パネルカバー

PCを素材とした消防自動車のパネルカバーに加工をした事例です。

こちらの案件は電磁波ノイズ対策としてご依頼いただきました。パネルカバーの取付面に電磁波シールドめっきを施し、金属と同等の高いシールド効果を付与いたしました。

薄くめっきをつけるだけで高いシールド効果が得られるため、様々な製品でご採用頂いております。

上記の事例は一例となります。そのほかの加工実績や、技術の詳細につきましてはお問い合わせください。

プラスチックへのめっきのメリット

プラスチックへのめっきは、プラスチックの用途を拡大し、多くのメリットがあります。

PCなど、種類によって様々な性質を持っているプラスチックですが、多くのプラスチックは導電性や熱伝導性など、金属にある機能を持ち合わせていない場合がほとんどです。

そのため、電磁波ノイズ対策や熱対策などの機能が要求される部品においてはプラスチックをそのまま使うことはできません。

プラスチックめっきはこのような用途の場合に、金属の被膜で製品を覆うことで金属と同等の機能をプラスチックに与えることが可能な技術です。

これまで金属の機能を活かしていた部品も、めっきによって金属特有の機能をプラスチックに追加できるため、製品の軽量化を目的に金属からプラスチックへの置き換えも進んでいます。

さらに機能面だけでなく、本物の金属を用いるため、美しい金属感をプラスチックに与えることが可能であるため、高いデザイン性を求める製品にも適しています。

当社は加飾めっきも得意としており、金属本来の色合いを活かした加工に対応しております。めっきメーカーとしては珍しく、塗装にも対応しておりデザイン性の高いご依頼を得意としております。

PC 表面処理 色調

経験豊かな当社のスタッフが、お客様の用途をお伺いし、目的やご要望に最適なめっきをご提案いたします。「こんな用途で使いたいけど、めっきで実現できる?」といったご相談も大歓迎です!お気軽にお問い合わせください。

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PC(ポリカーボネート)とは

PC(ポリカーボネート)とは非晶性のエンプラです。PC樹脂はカーボネート結合のあるポリマーの総称で、一般的に原材料にBPA(ビスフェノールA)が使われているものが多く流通しています。

PCの特徴は以下の通りです。

PCの特徴
  • 耐衝撃性に優れている
  • 高い透明性
  • 耐熱性優れている(-40℃~120℃)
  • 自己消化性がある(薬品の添加により難燃化も可能)
  • 吸水率が低いため、寸法安定性にも優れている
  • 耐候性に優れている

PCにはこのように数多くの優れた特徴を持ち合わせており、性質を活かした用途で使われています。

例えば、ガラスのような透明度を活かした用途として自動車のメーターカバーやサンルーフ、その他の分野では保護メガネやカメラのレンズなどにも使用されています。また、耐衝撃性、耐候性に優れているため、広い分野、用途で使用できる素材です。加工性も高いため、切削はもちろん、射出成形や真空成形など様々な加工法に対応できる点もPCの魅力と言えるでしょう。

優れた特徴がある一方で、PCはカーボネート結合を持っているため、温水やアルカリ性の水溶液による加水分解に注意が必要です。また有機溶剤にも弱く、クラックする可能性もあります。

PCへのめっきはプラスチックめっきの塚田理研にご相談ください

PCへのめっきはプラスチックめっきの塚田理研にお任せください。

PC 塚田理研 社屋

当社はプラスチックめっきの専門メーカーとして、これまでに多様な機能をプラスチックに付与し、お客様のモノづくりを支えてまいりました。

PCをはじめとしたエンプラ、スーパーエンプラなどの難めっき材のほか、特殊な素材への加工に対応しており、新素材へのめっき工法の開発も数多く実績があります。

PCなどのエンプラへのめっきに関するお悩みがございましたら、お気軽に下記の窓口までお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
本社:0265-82-3256
東京営業所:042-444-1287
刈谷オフィス:050-6868-2912
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