ナイロン材のめっきについて
ナイロン材へのめっきは塚田理研にお任せください。当社はナイロン材(ポリアミド、PA)へのめっき加工に対応しているプラスチックめっきメーカーです。
ナイロン材は強度、耐摩耗性、耐熱性など優れた性質を持っており、幅広い分野で利用されているエンジニアリングプラスチックです。耐薬品性にも優れているため、めっき加工が難しい素材として知られています。見た目が不透明な素材であるため、外観重視の製品の場合、見た目やめっきの難しさはナイロン材の課題と言えます。
当社は独自の加工技術を有しており、ナイロン材に対して密着性が良好なめっき加工を実現し、機能性や加飾性の付与を可能としています。
今回のコラムではナイロン材へのめっき技術についての詳細、そしてめっきがもたらすメリットについて解説します。モノづくりのご参考にご覧ください。
塚田理研のナイロン材へのめっき加工技術について
塚田理研はナイロン材へのめっき技術、設備を有しており、機能性や加飾性の付与が可能です。
ナイロン材は素材の性質上、通常のプロセスでは処理ができません。ナイロン材はエッチングが困難であり、硝酸やクロム酸を用いる一般的なエッチング方法では十分に粗化できず、密着性を得られません。通常とは異なる工法が求められるため、メーカーによってはナイロン材に対応できない場合があります。
当社ではナイロン材へのエッチング技術を独自に開発しており、高い密着性が得られるめっき加工が可能です。当社の技術によってナイロン材の用途の幅が広がり、軽量化をはじめ様々なメリットがあります。
ナイロン材の活用方法や加工でお困りのことやご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
金属からの置き換えでコストダウンも可能
ナイロン材にめっきを施すことで、金属の持つ機能を保持しながらも、軽量化が実現できます。これにより、製造コストの削減や運搬費用の低減、さらには製品のデザイン自由度の向上など、多くのメリットが得られます。
ナイロン材は素材の見た目が課題となり、外観重視の部品では採用されにくい素材ですが、めっきは金属膜で素材を覆う技術なので本物の金属ならではの高級感を与えることが可能です。このため、自動車の外装部品など意匠性を要求する部品への適用も可能となります。
塗装にも対応しております
めっきの他、当社では塗装のご依頼も承っております。
美しい金属感が得られるめっきに塗装を施すことで、より意匠性の高い製品の製造が可能となります。
当社のめっきによる多彩な色や色調の表現に加え、塗装を施すことで従来のグレード感を損なうことなく置き換えることが可能です。
意匠性の高い加工を得意としており、一貫生産にも対応しておりますので、課題やご要望などございましたらお気軽にご相談ください。
ナイロン材へのめっき加工の事例
ナイロン材へのめっき加工の事例をご紹介します。当社では、自動車部品や電子機器など、多岐にわたる分野での実績があります。
●ケーブルへの電磁波シールドめっき
●自動車部品(パドルシフト)への加飾めっき
これらの事例は一部となります。当社ではナイロン材のめっき量産にも対応しており、試作にも対応しております。(試作は1点モノより対応)
その他の事例や、技術の詳細に関するお問い合わせは、以下の窓口よりお気軽にお問い合わせください。
難めっき材への加工は樹脂めっきの塚田理研にご相談ください
難めっき材への加工に関して、課題がありましたら塚田理研にご相談ください。
このコラムでは、ナイロン材へのめっきについてご紹介しました。当社は、ナイロン材への加工に対応しており、豊富な実績があります。ナイロン材以外にも様々な難素材への加工にも対応しておりますので、プラスチックへのめっきのことでしたら幅広くご相談いただけます。
お客様が要望する機能性やデザイン性に応じた最適な加工を提案し、製品の品質向上をめっきにてお手伝いします。ナイロン材をはじめ、難めっき材への加工のご相談は、お気軽に以下の窓口までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
本社:0265-82-3256
東京営業所:042-444-1287
刈谷オフィス:050-6868-2912
お問い合わせフォームはこちら